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お酒の豆知識:日本酒の表現 Vol.2(味)

前回の温度の表現に引き続き、今回は「味」についての表現をご紹介します。

「辛口」「甘口」の他に、味についても実にさまざまな呼称があり日本酒の奥深さのひとつとなっています。しかし、その品評は、人間の味覚に頼ることが多く、体調や食べ合わせ、日本酒を飲む際の温度などにも大きく左右されます。

厳密にいえば、算出方法および基準が設けられ、その結果によって品評に結びつくのですが、今日は単純に「表現」をご紹介したいと思います。


 *辛口(からくち)・・・下に受ける刺激の度合い、と考えられている。
 *甘口(あまくち)・・・例外もあるが概ねにして、日本酒度が低いもの。

   ※甘口、辛口は、日本酒度・甘辛度・アミノ酸度などの基準から品評されます。


 *旨口(うまくち)・・・いわゆる甘口にプラスして、コクと奥行きのある味わい。
 *淡麗(たんれい)・・・口に含んだとき、きれいで滑らかな感じを受ける味わい。
 *芳醇(ほうじゅん)・・香りが高く味がよい。
 *濃醇(のうじゅん)・・味が濃い。「淡麗」の対極にあるといわれる。


 *ピン・・・後味が引き締まった味わい。
 *キレ・・・後味がすっきりして軽快な味わい。
 *荒い・・・口に含んだとき、口中に受ける刺激の状態を指す。
        良い方向に働けば “元気のある若々しい味”、反対に働けば “熟成感に欠ける味” といった状態を指す。



 *吟味(ぎんあじ)・・・あっさりとした旨みを指す。長時間低温熟成した酒に多い。
 *ゴク味・・・・・・・バランスの良いコクが感じられる状態。
 *押し味(おしあじ)・・後味にふくらみがあり、安定して余韻を響かせているような味わい。

他にも、

 *熟酒(じゅくしゅ)・・・香りが高く、味が濃い酒。
 *醇酒(じゅんしゅ)・・・香りが低く、味が濃い酒。
 *薫酒(くんしゅ) ・・・香りが高く、味が淡い酒。
 *爽酒(そうしゅ) ・・・香りが低く、味が淡い酒。

などなど。

同じ銘柄でも体調や肴によって変わる味わい。
「お!今日はキレてるな!」と今宵のお酒をお愉みになられてはいかがでしょうか?




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